地図から消えた村 杉沢村伝説


何年か前にブームになった地図から消えた村「杉沢村」を題材にした映画で、6月28日に公開されたばかりの「劇場版 杉沢村都市伝説」が早くもDVD・ブルーレイで登場しています。

 同時期に劇場公開された「呪怨 終わりの始まり」より高評価で、実際にある廃村をテーマにしているだけにリアリティのある怖さになっているち思います。

■杉沢村伝説

伝説の内容
かつて青森県の山中に、杉沢村という村があった。昭和の初期、「一人の村人が突然発狂し、村民全員を殺して自らも命を絶つ」という事件が起きた。
誰もいなくなった村は、隣村に編入され廃村となり、地図や県の公式文書から消去された。
しかし、その廃墟は悪霊の棲み家となって現在も存在し、そこを訪れた者は二度と戻っては来られない。
場所としての特徴
諸説あるが、概ね次のようなものである。
・村へ向かう道路に、「ここから先へ立ち入る者 命の保証はない」と書かれた看板がある。
・村の入口に朽ちた鳥居があり、その根元にドクロのような石(もしくは岩)がある。
・奥へ進んでゆくと廃墟と化したかつての住居があり、その内部では事件の惨劇を物語る血痕のようなものが多数見受けられる。

この伝説は元々、青森県の一部でのみ知られていたが、後にインターネット上で話題になり、さらに2000年8月24日放送のフジテレビ系バラエティ番組『奇跡体験!アンビリバボー』の特番で取り上げられたことで全国的に広まった。同番組では数回にわたり「杉沢村」の特集を行ったが、最後まで村の正体が分からず、「杉沢村は時空の歪みの中に存在し、現われたり消えたりする村である」と結論づけた。

■真相

「杉沢村という村(集落)が、過去に青森県内に存在していた」、ということ自体は事実である。
ただし、正確には「杉沢」ではなく「小杉」という地名であった。現在の青森市郊外にあたる「小畑沢」という地区の小字で、「杉沢村」というのは小杉地区の通称であった。通称の由来は、「杉林の中を沢が流れていたから」、「住所の小杉から「杉さ行ぐ」が訛った」などの諸説がある。

小杉地区は実際に廃集落となっているが、原因は「過疎により限界集落を通り越して消滅したため」で、「明治以降の青森県内で、大量殺人事件があった」という記録は無い。伝説上の杉沢村は、「人口が殺人によりゼロとなったため、地方自治体として機能できず、青森市に合併され消滅した」、としている場合もあるが、青森市の小杉地区には地方公共団体としての「杉沢村」が存在したことは無い。
また、この伝説が1938年(昭和13年)に岡山県で発生した「津山事件」に酷似していることから、これがこの伝説の大元ではないか、という説もある。この「津山事件」が、横溝正史の小説『八つ墓村』の冒頭で語られる事件の実際の原型であるが、誤って「杉沢村事件」がモデルだとされてしまうこともある。
なお現在、一般的に最も広く知られている「杉沢村跡地」とされる場所は個人の私有地となっている。(Wikipediaより引用)




青森県の山中にあったと噂される謎の村「杉沢村」に足を踏みいれた女性たちが体験する恐怖を描いた。
裕子の兄・義男は、友人の孝介や友久らとともに「杉沢村伝説」の真相を追う旅を撮影してネット公開していた。

ある日、兄が旅から帰ってくると知った裕子は、兄の恋人・亜紀と一緒に自宅で待っていたが、帰ってきたのは負傷した孝介だけだった。

しかも孝介はネット上にアップされた新しい動画を見た途端に豹変し、姿を消してしまう。
裕子と亜紀は真相を突きとめるべく杉沢村へと向かうが……。

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